人・お金・情報技術・社会
「人」について
「人」については、個々人について、様々な価値観があり、それを尊重することを前提とする。多くの人は後天的な影響や環境のもと、価値観が作り上げられてくる。そこには人に対する理解が必要であり、日々変化する社会の中でどの様に生き、そしてどの様に暮らしていければよいのか、考えていきたい。
多様性への理解が人々の暮らしをより良くするものと信じ、人を愛し、平和な世の中を作るためにはどうしたら良いのか。
今後起こりうるであろう急激な社会的変化について、その影響を、マクロ的な視点で物事を捉えると、新たな「倫理的価値観」が生まれてくるだろう。
「お金」について
「お金」については、特に「経済政策」について重点を置いて、記述したいと思う。物価の安定、雇用の維持、経済成長の維持、為替レートについて述べ、将来への備えについて、どのように準備すべきかを考察していく。
現在は「仮想通貨の流通」や「キャッスレス化の普及」などにより、現金そのものが持つ価値観が変わりつつある。現金決済が主流の国や地域もあるが、何を持ってその「価格」が値付けされるのかが不透明な部分もある。
「お金」の価値とはどのようなものなのか、改めて問うとともに、将来を見据えた「お金」について、どのように変化していくのか、マクロ経済とミクロ経済の両面から考察していきたい。
「情報技術」について
「情報技術」という言葉については、「IT」と略されるが、2000年前後に広がり、21世紀に入ってから定着した言葉で、歴史は古くはない。
「情報」という観点から見れば、紀元前3000年頃のメソポタミア文明にて「文字」が発明されて以来、それを「情報」として蓄積、取得、操作、そして伝達が行われてきた。その後紀元前19世紀頃エジプト文明において、すでに換字式「暗号化」文書が作成されていた。
1940年代初頭から電子計算機が登場し、その後の半導体技術における飛躍的進歩により、1970年代にはパーソナルコンピュータ(PC)が開発され。情報通信技術(ICT)の誕生へとつながる。
昨今は「AI」や「AGI」、「ASI」へと目覚ましく発展を遂げようとしており、情報をどのように扱うか、どのように守るかが重要視されている。